先週、久しぶりに東京の空気を味わった。約5ヶ月ぶりの大都会。溢れる人、少しグレーがかった青空、鼻につく排気ガスの匂い、そしてTokyo摩天楼。すべてが懐かしく感じられるかと思いきや飛行機を降りてものの30分ほどで順応してしまった。今の僕にとって沖縄が日常であるわけだけど、やはり東京のすべてもいまだ心の中では日常なのかな?ホームタウンに戻ってきたなんて感傷にふけるほど時間は立っていなかったわけ。けど家族や地元の友達そして相棒と会い会話をしていると僕は今、みんなとは違った時間と空気の中で生活をしているんだなってすごく感じた。
2年前、海外から戻って東京での生活が始まって仕事を無難にこなし、家に戻る。家の窓から見える渋滞している道路と日産のビル。「俺はいったい同じ風景をいったいこれから先何回見るんだろう?」なんてなんともいえない焦燥感と将来のビジョンが明確にならず、あたらしいアクションを踏み出したくても踏み出す理由がみつからない自分に苛立っていたあの時の僕。そんな中、やってきた沖縄話。そして僕は沖縄に住んでいます。
一昨日、夜空に浮かんだ満月を見てふと考えてた。昨日、久しぶりに海面に落ちるサンセットを見て考えてた。「俺、この景色を後何回見るんだろう?」
俺、東京にいたときと同じ事考えてた。何でだろう?沖縄の生活一人でちと寂しいこともあるが面白い生活を送ってる。サーフィンも行ってるし、広い家にも住んでるし、友達もありがたい事にぼちぼちできた。これでつまらないといえばみんなに贅沢って言われちゃうぐらい。仕事とか不満を言い出せば切り無いけどそれはみんな同じ。じゃぁナゼ?ナゼに沖縄に来て東京にいる頃と一緒の事を考えるの?
冷静に考えてみて僕は単純に刺激がないとやっていけないタイプなんだろう。自分は順応性が高いと思ってる。どこにいっても割りとそつなくやっていける自信はある。だから刺激のあるところに身をおいてもそれが日常に変わり次の刺激を求めてしまってる。刺激を求める生活は面白いけど、これからの自分にとって得るものがあるかどうか。それに疑問を感じ旅をするのやめて日本で頑張ろうと思ってたのに結局同じ事を考えている今の僕。結局、飽きっぽいというか粘り強さが無いというか自分の選んだ選択に自信がもてないでいるのが理由に思える。どこかで逃げ道を探して責任をもつことを拒んでいるのかもしれない。刺激を求めているのではなく回避し続けている・・・分からない。人生楽しんだもん勝ちっていうのを変に解釈してないか?
思いがグルグルと巡って解決の糸口がまるで見つからないのが苦しいと感じていたここ最近。でも新しい出会いがあって、少し自分の中に変化があった。苦しさとか悩みとか抱えながら突っ走ってみようかと。自分のやっている事に自信をもって成し遂げる事に刺激を感じられる生き方をしてみようかと。奴と話して自分と同じ事を感じているなって思った。こりゃ逃げてばっかじゃ駄目だわ。負けてられないし、支えにもなりたいからさ。モチベーションを上げる出会いに感謝。
そして東京から帰還し、新しいことをする準備をしています。今の仕事を次の段階に繋げるホップの段階。成功するか分からないけど、やらないと次進めないので。来週から本格的に始動。忙しくなりそうです。
ちなみに30000HIT。これからも宜しくお願いします。